2015年6月15日月曜日

普天間騒音判決 基地撤廃こそ解決策だ 違法状態を放置するな 被害の防止は国の責務だ 


沖縄県の米軍普天間飛行場周辺に住む人々に総額約七億五千四百万円を支払うよう那覇地裁沖縄支部が命じた。米軍機の騒音で精神的苦痛などを受けたためだ。基地撤廃こそ最終的な解決策である。

東京新聞)【社説】普天間騒音判決 基地撤廃こそ解決策だ(6/12
信濃毎日新聞)社説:普天間判決 民意に沿う解決を早く(6/12
神戸新聞)社説:普天間騒音訴訟/被害の防止は国の責務だ(6/12
中国新聞)社説:普天間騒音で賠償命令 「違法」放置は許されぬ(6/13
琉球新報)<社説>普天間騒音訴訟 法治国家と言えるのか(6/12
沖縄タイムス)社説:[普天間騒音訴訟]違法状態を放置するな(6/12

海保の危険な警備 死者が出てもいいのか


 米軍普天間飛行場移設に伴う新基地建設を政府が推し進める名護市の大浦湾で、抗議する市民を危険にさらすこともいとわない海上保安官の異常な警備が続いている。
 4日には海上保安庁のゴムボートが海を泳ぐ男性に正面からぶつかった。船体中央部分付近まで乗り上げられた男性は、自力で船の脇に脱出したが、顔面打撲などで加療約3日のけがを負った。
 船のスクリューに巻き込まれる危険性があった。船底は硬質の素材でできている。一歩間違えば命さえ奪いかねない危険な行為である。
 そのことを海上保安官が知らないはずがない。だが海上保安官は謝罪しないどころか、「そんなにスピード出ていないから大丈夫だろ」と言い放ったという。複数の人がその言葉を聞いている。
 海保では認められた行為なのだろうか。だとすれば、やってはならないことへの感覚がまひしているとしか言いようがない。・・・・
<琉球新報 社説201566 6:01 >