2012年4月14日土曜日

北朝鮮ミサイル失敗 発射強行 飢えた国民よりも、新体制づくりを優先させた愚行

北朝鮮が、ロケット打ち上げに失敗した。
事実上の長距離ミサイル実験だった「人工衛星」の打ち上げ。

失敗したからと言って、危険きわまりない暴挙に変わりはない。

中国やロシアも含めて各国が中止を迫っていた。
発射は明らかに国連安全保障理事会の決議に反する。

いつまでこんな事を続けるのか。
今回だけでも、発射基地建設と「ロケット」本体の製造などに、8億ドル以上をかけたという推計もある。
これだけでも140万トンのコメを買える額だという。

いっぽう、日本政府も、はしゃぎ過ぎた割にはお粗末にすぎる。
政府のミサイル情報の発表がもたつき、
全国瞬時警報システム(Jアラート)などの自治体への速報体制にも不備が判明した。

---2012年4月14日(土)付各紙社説---

朝日)北朝鮮ミサイル―発射強行に抗議する(4/14)
読売)「衛星」発射失敗 強固な北朝鮮包囲網の構築を(4/14)
毎日)社説:北朝鮮ミサイル失敗 安保理で厳正な対応を(4/14)
日経)北朝鮮の危険な挑発をどう止めるか (4/14)
産経)北ミサイル発射 さらなる暴挙に備えよ 安保理で実効性ある懲罰を(4/14)
東京)北ミサイル失敗 軍事力よりまず民生だ(4/14)