2009年1月21日水曜日

ソマリアの海賊

ソマリアの海賊から商船を守るために自衛隊を出動させるという。
海賊は確かに悪い。でもなんで自衛隊なのか?

戦争に行くわけでもないのに(憲法あるから派兵できないけど)
警察権行使だそうだが、自衛隊員には警察権はないらしく
海上保安庁の職員を乗せていくという。

しかも、警察権は日本人が危害を被っているときだけしか行使できない。
日本籍船はわずか4%程度しかなく、
日本の会社所有の置籍船も船長以下全員が外国人というのがほとんどらしい。

こんなこと考える前に、そもそも、ソマリアの海賊はなぜ生まれたのか。
内戦に告ぐ内戦で、生活に困った漁民が海賊行為を働くようになった、といわれている。
ならば、内戦を止め、海賊しなくても済むようにすればいい。
そのための国際貢献なら、外交で、支援でできるのではないか。

もっと、こういう方面で知恵を絞ってみるべきで、
何でも自衛隊を海外に出したいという輩の意図が見え見えだ。